2月も半ばを迎え、あっという間に4月の新年度がやってきそうな気がしています。
今年、就活をされる学生の皆さんは、既に活動を始められているのかもしれません、福祉の就活は大規模企業や大規模法人を除いては比較的ゆっくりとしているように思います。現場での実習があったりするせいかもしれませんが、だいたい夏前ぐらいには第一希望を決め、採用試験も9月に入ってから、というのがおよそのスケジュールではないでしょうか。
学生の方々とは別に、福祉の業界には中途採用というかたちで入ってきていただく仲間も多くいらっしゃいます、こうしたこれから就活をされていく方々に対し、本日は恵寿会の「エルダー制度」についてご紹介したいと思います。
このホームページ内でも触れされていただいていますが、恵寿会のエルダー制度は「けっこう凄い!」ところをもう少し詳しく説明させて頂きたいと思います。
「エルダー制度」って福祉の業界ではよく耳にする言葉だと思います。そもそも"エルダー"というのは日本語で"先輩"とか"年長者"という意味だそうです、新たに入職された職員に対し、先輩職員が教育係となって仕事内容から精神的サポートまで取り組む仕組みです。たまに「メンター制度」というのを聞きますが、こちらは精神的サポートをするために専任者を設けるものだそうです。
初めて社会人となる方も、これまで社会人経験がある方も、新たな職場で働くってなると、①かなり緊張する ②何をしていいか分からない ③職員の名前も分からない ④職場の細かな決まり事も知らない 等々たくさんの不安があると思います。そんな時に"エルダー"の存在が非常に重要になります。
困りごと、分からないこと、とりあえずエルダーに聞けば教えてもらえる、という安心感があります。「度々聞くのは申し訳ないな」とか「こんなことまで相談するのはどうかな」といった考えは捨てて下さい!なぜなら、そのエルダーも自らが入職当時に同じ思いでいて、温かく受け入れてもらえた経験があるので、自分がエルダーになった際も当然同じ行動をとってくれます。
では、その「エルダー制度」、恵寿会ではどのように凄いのか?!ポイントを絞ってお伝えしていきます。
まず、導入からおよそ20年!毎年の見直しで制度の醸成感や周りの職員理解がハンパない!!
この「エルダー制度」が恵寿会に導入されたのは平成15、16年あたりだと聞いています。(書いている私はまだ入職していない( ;∀;))毎年のように評価・反省を繰り返し、マイナーチェンジを行なっています。なるべく制度の落とし穴や、制度と実状のギャップ感を無くすようにされています。
また、「エルダー制度」はエルダーだけでなく、職場全体の理解が必要である、とよく言われますがこれほど長期間制度を続けているので、制度を受けていないという職員はほぼいません。なので当然ながらにして職場全体で新入職員とエルダーの両方をサポートする環境が整っています。
エルダーになるのは誰でも良いわけではなく、この新入職員さんなら合う、っていう職員を入職後1ヶ月以内を目安に選定します。またエルダーにも成長していただきたいので、上司からエルダーには説明がなされます。
恵寿会には「エルダーチェックリスト」というものがあり、新入職員とエルダーがそれぞれ同じ項目について理解度をはかる評価を行ないます。これは6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月と3回行われ、都度上司からのアドバイスもあります。エルダーには別途エルダーとしての責務が果たせているかどうかの確認も上司との間で行なっています。
エルダーの相談役となるのは上司です、エルダーが困った時には上司のサポートがしっかりしているのも恵寿会の特徴です。
更に、1年間の途中では複数いるエルダー同士、または新入職員同士が共に集まって、話し合いを行ないます。これまでの振り返りをすると同時に、残りの期間での目標を明確にしていきます。同じ思いや悩みをもつ者が話し合うことで前進する力が湧いてきます。
恵寿会には自慢できる「エルダー制度」があります。その理由に資格なし、経験なし、で正職員採用を行なっています。前職がガソリンスタンド、居酒屋店長などの職員も現在は立派なケアワーカーとなっています。
福祉系の学校の方、そうでない方、経験はないけどこれから福祉の仕事をやってみたいという方、毎日不安なく仕事と向き合うことが出来る恵寿会を就活の1つに考えてみて下さい。
※ 新卒採用の募集は4月以降に掲載予定です!随時見学可